2020年底魚類現存量調査結果
金森由妃・成松庸二・冨樫博幸・鈴木勇人・森川英祐・時岡 駿・三澤 遼・永尾次郎・櫻井慎大(水産機構資源研)
調査の概要
- 日時: 2020年10月1日〜11月24日
- 場所: 計153地点

報告内容
面積密度法で推定した重量・尾数(密度)・体長組成の経年変化
- 対象種: ソケトウダラ,マダラ,イトヒキダラ,キチジ,ズワイガニ,アカガレイ,サメガレイ,ババガレイ,スルメイカ,ベニズワイガニ,キアンコウ
- 現存量と現存尾数の数値は,こちら()を参照
スケトウダラ0歳

・2020年は南北合計で1.7トン (17万尾). [2019年は2,000トン (1億尾)]


スケトウダラ1歳以上

・2020年は南北合計で11,200トン (5,800万尾). [2019年は5,100トン (1,400万尾)]

・密度は北部で高い傾向

・20cm台の中型個体が増加
マダラ0歳

・2020年は南北合計で1.7トン (14万尾). [2019年は180トン (1万尾)]


マダラ1歳

・2020年は南北合計で1,000トン (500万尾). [2019年は2,600トン (1万尾)]

・空間分布のパターンは変わらず

・南北で体長組成に違いはなさそう
マダラ2歳以上

・2020年は南北合計で3,100トン (270万尾). [2019年は2,000トン (200万尾)]

・密度は北部で高い傾向

・南北で体長組成に違いはなさそう
イトヒキダラ

・2020年は南北合計で7,000トン (1700万尾). [2019年は12,000トン (2800万尾)]

・南部で密度が高くなる傾向はなかった

・北部では35cm以上の中〜大型個体
・南部では北部と同じくらいの中〜大型個体と30cm以下の小型個体
キチジ

・2020年は南北合計で9,900トン (6000万尾). [2019年は9,900トン (6000万尾)]

・北部で密度が高くなる傾向

・北部と南部では20cm前後にピーク
・10cm以下の小型個体の山は不明瞭
ズワイガニ雌

・2020年は南北合計で54トン (100万尾). [2019年は280トン (250万尾)]

・密度は北部で高くなる傾向?

・甲幅サイズのピークは不明瞭だが,南北で甲幅サイズが異なる傾向は見られない
ズワイガニ雄

・2020年は南北合計で130トン (140万尾). [2019年は320トン (200万尾)]

・密度は北部で高くなる傾向?

・甲幅サイズのピークは不明瞭だが,南北で甲幅サイズが異なる傾向は見られない
アカガレイ

・2020年は南北合計で170トン (40万尾). [2019年は250トン (80万尾)]

・密度は北部で高くなる傾向?

・北部では30-40cm以上の大型個体
・南部では20-25cmの中型個体
サメガレイ

・2020年は南北合計で950トン (70万尾). [2019年は580トン (50万尾)]

・密度は南部で局所的に高くなっていた

・北部ではピークが不明瞭
・南部では30cm前後の中型個体
ババガレイ

・2020年は南北合計で570トン (180万尾). [2019年は1,100トン (300万尾)]

・空間分布のパターンは変わらず

・南北で体サイズが類似しているが,ピークは不明瞭
キアンコウ
